音楽とは何か、ヒトはそれを言葉で解釈し意味づけた。しかし、言葉がなくても音は存在し、ヒトの誕生よりはるか以前から音そのものは鳴り響く。著者は教育現場を通じ、言葉をあてがえない音環境(サウンドスケープ)に身を置き、自らの耳と身体で<聴く>ことを試みる。この音への立ち合い方を通じ今後の音楽教育を考える。(2015年4月上旬刊行予定)