漁獲した魚介類をいかに高品質に、そして付加価値をつけて流通させるかは、水産業振興にとって重要な課題だ。漁獲された魚はストレスを受けるが、本書ではこのストレス状態から魚介類の生命機能を積極的に活用し回復させ、品質向上をはかるというこれまでにない新しい蓄養、流通・情報システム、ならびにその基礎となるストレス研究の成果を紹介する。