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1. 日本の自然108スポットの現状
森林 (奈良県・大台ケ原、栃木県・日光、秋田県・森吉山など)
草原 (熊本/大分県・阿蘇くじゅう国立公園、長野県・霧ヶ峰高原、兵庫県・六甲山など)
湿地 (北海道・釧路湿原、宮城県・伊豆沼、群馬県・尾瀬アヤメ平など)
里地里山 (大分県・由布市、兵庫県・再度山、京都府・嵐山など)
川・湖沼 (秋田県・八郎潟、茨城県・霞ヶ浦、栃木県・鬼怒川など)
海岸 (千葉県・稲毛浅間神社、京都府・天橋立、愛知/静岡県・表浜など)
干潟 (長崎県・諫早湾、和歌山県・和歌浦、千葉県・谷津干潟など)
サンゴ礁 (沖縄県・石西礁湖、石垣島、宮古島)
海中林 (静岡県・伊豆半島東岸、宮城県・牡鹿半島北岸、北海道・知床半島沿岸)


2.消えつつある日本の自然
森林―太平洋戦争後に激増した人工林と林業衰退の影響
草原―国土のわずか1%にまで落ち込んだ面積
コラム・消える生物1 ― 小さな自然の変化がもたらす生物の危機
湿地―6割以上が消失した湿地
里地里山―高度成長期以降激変した絶滅危惧種の宝庫
コラム・ため池 ― 絶滅危惧種が集中する“小さな池”
川・湖沼―生態系に狂いを生じさせる約3000ものダム
海岸―大都市周辺を皮切りに全国各地で進んだ海岸の改変
コラム・消える生物2 ― 50%以上の種が絶滅危惧種となった淡水魚
干潟―東京湾では90%以上、大阪湾では消滅した干潟
サンゴ礁―1998年以降続く大規模な白化
コラム・植物の危機―消える日本の海岸植物たち
海中林―“海の森林”が完全に消滅した海底の増加


3生物多様性の危機


4. 私たちにできること
自然環境と地域の再生にむけて
国のとりくみ―知床にみる自然再生への道
自治体のとりくみ―コウノトリが自然の力を取り戻す
民間のとりくみ―市民の手で身近な自然を守る
研究者のとりくみ―「サクラソウ咲く新しい里山の再生」ほか

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