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まえがき

第1部 時間の流れと記録
第1章 物理の時間・宇宙の時間

1 時計が合っているということ
2 時間を計る・時間を作る
3 物理の時間
4 宇宙の時間


第2章 時間の哲学
1 はじめに
2 タイムトラベルとは何か
3 テンストラベル
4 テンストラベル抜きのタイムトラベル
5 テンストラベルと時間の流れ
6 タイムトラベルからマクタガートへ
7 マクタガートの時間論
8 時間の向きを束ねる
9 系列から「今」へ
10 問題の変質
11 存在論と認識論
12 結び

第3章 時間とそのリズムを記録する地球
1 はじめに
2 地層という史
3 縞状の地層
4 潮汐のメカニズム
5 潮汐リズムを記録した地層
6 1日の長さは変化している
7 1日の長さの変化の意味
8 地球と月の距離
9 おわりに

第4章 パソコン・インターネットの発達と時間
1 パソコンのおかげで忙しくなった
2 コンピュータの誕生と電卓
3 パソコン―個人利用のコンピュータ
4 パソコンの進化と時間
5 インターネットによるコミュニケーションの効率化
6 あとがき

第2部 生きものと社会の時間
第5章 生物の時間・ヒトの時間

1 生物の時間
2 進化
3 発生
4 遺伝
5 ホメオスタシスとリズム
6 代謝
7 老化
8 死
9 ヒトと現代文明
10 生物の変化が時間を作る

第6章 知覚体験の時間的特性と心的時間
1 はじめに
2 時計の時間と心の時間
3 時間評価
4 知覚認知における時間的特性と制約
5 現代社会と時間的制約

第7章 昔という時間,古という時間
1 「昔」という冒頭表現
2 「昔」に幽閉される主人公
3 「昔」と「古」の対照性
4 「昔」と「古」に関する諸説
5 歴史化される過去,虚構化される過去
6 『大和物語』における歴史化,『伊勢物語』における虚構化
7 おわりに

第8章 現代社会における社会的時間

1 はじめに
2 人間にとっての社会的時間の存在
3 現代社会と社会的時間
4 現代社会における時間の特徴
5 社会的時間の現状分析
6 結語

第9章 少子高齢社会における労働と余暇

1 はじめに
2 少子高齢社会における人間性の回復
3 少子高齢社会における生活環境の変化
4 労働時間・拘束時間における諸課題
5 豊かな時間創出への提言

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