|目 次|

はしがき i

第 1 章 X 線発見の背景 1
1.1 19世紀末の科学技術 1
1.2 低気圧体中の放電現象 6
1.3 陰極線の本性 16

第 2 章 X 線の発見 29
2.1 研究の動機 29
2.2 「放射線の一新種」の発見 30

第 3 章 W.C.レントゲンの生涯 43
3.1 チューリッヒの青春 43
3.2 物理学者として 56
3.3 スイスへの愛着 71

第 4 章 発見の反響 101
4.1 最初の新聞報道 101
4.2 物理学への反響 122
4.3 医学への応用 130
4.4 一般社会への反響 154
4.5 日本における初期実験 164
4.6 栄光と中傷 174

第 5 章 レントゲンとレナルト 181
5.1 レナルトの性格と業績 181
5.2 第 1 回ノーベル物理学賞 191
5.3 レナルトの執念 194

第 6 章 1920 年代の論評 205
6.1 ヒルシュのレントゲン追悼講演 205
6.2 T. S. ミドルトンの X 線発見の話 213
6.3 トロストラーの講演記録 220
6.4 ミドルトンの話に対する反論 225

第 7 章 おわりに 229

参考文献 231
索 引 234

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