|目 次|

はしがき i
第一章 行為システムとシンボルとコミュニケーション 松本和良 1
一 はじめに 1
二 シンボルとシンボリズム 3
三 コミュニケーションとシンボリック・メディア 10
四 文化とシンボリズムの問題 16
五 おわりに 23

第二章 社会システムにおけるコミュニケーション・メディア       ―その原理的特質の分析 田村穣生 29
一 はじめに 29
二 社会における情報 30
三 コミュニケーション・メディアの原理的特質 33
四 三種類の情報メディア区分と特質 41
五 新しい情報メディアの検討 49
六 三種類のコミュニケーション・メディアの対比 52
七 結びにかえて 57

第三章 コミュニケーション・システムとしてのマスメディア 小林孝雄 61
一 はじめに 61
二 社会システムとしてのマスメディア 63
三 大衆社会とマスメディア 69
四 AGILと影響力メディア 75
五 社会のマスメディア 80
六 おわりに 86

第四章 パーソンズとパレートにおけるシンボル論 江川直子 95
一 はじめに 95
二 パーソンズとセンの関連 96
三 パレート社会学の主な諸概念 98
四 パーソンズによるパレート理論の把握 109
五 結論 124

第五章 デュルケームにおける認識とシンボル 清水強志 131
一 はじめに 131
二 デュルケームにおける認識論―仮象 apparence と物自体― 133
三 デュルケームにおける二つの真理論 137
四 『原初形態』におけるシンボリズム 140
五 デュルケームにおける「認識する行為主体」 145
六 おわりに 150

第六章 ハーバーマスにおける「法」と社会統合 武田朋久 157
一 はじめに 157
二 法と社会統合 160
三 法と近代国家 172
四 おわりに 185

第七章 パーソンズとキリスト教シンボリズム 大黒正伸 191
一 はじめに 191
二 システム理論と宗教 194
三 キリスト教シンボリズムの特徴と機能 204
四 結論と課題 217
索引 I

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