第一部 仏教の心理と創造性
第一章 創造性の研究 ― 私の歩んできた道と課題 2
一 研究の動機 2
二 創造性の基礎論 3
三 創造過程のメカニズム 4
四 創造性の測定 5
五 創造性の発達 6
六 創造性の開発の方法 7
七 創造性の教育 8
八 禅と創造性 9
九 瞑想とカウンセリング(心理療法)、創造性 10
十 科学技術者の創造性 11
十一 創造性開発の促進・阻害条件 11
第二章 近代日本における仏教と心理学 15
まえがき 15
一 唯識と心理学 16
二 禅の心理学 18
三 仏教と心理療法・カウンセリング 20
四 日本の「心理療法」のはじまり 21
五 密教、浄土教と心理学 22
六 東洋的アプローチと西欧的アプローチの統合 24
第三章 禅の悟りの心理と創造性 28
一 禅問答と悟り 28
二 禅 機 29
三 禅の悟りの心理と創造性 31
第四章 密教と創造性 50
一 仏教と創造性 50
二 密教と創造性 53
第五章 浄土教における念仏の心理
―『選択集』を中心にして ― 66
はじめに 66
一 念 仏 66
二 三 心 68
三 四 修 72
四 三 昧 73
五 三昧発得 78
六 無生法忍 79
七 念仏往生 81
第六章 上座仏教におけるヴィパッサナー瞑想法の心理 85
はじめに 85
一 上座仏教について 86
二 ヴィパッサナー瞑想法とは何か 88
三 サマタ瞑想法とヴィパッサナー瞑想法 90
四 禅とヴィパッサナー瞑想法 93
五 ヴィパッサナー瞑想法のやり方 99
六 ヴィパッサナーの智慧 104
第七章 健康法としての坐り方 109
一 「坐る」ことの意義 109
二 健康法としての坐り方 111
第八章 死の不安と癒し 121
一 死の不安 121
二 死の不安の治療 125
第九章 仏教の今昔 135
一 法眼禅師について 135
二 インド仏跡巡拝記 141
第二部 創造性の開発 151
第一章 カウンセリングと創造性の開発 152
一 カウンセリングにおける創造性 152
二 創造性開発の阻害条件とカウンセリング 158
三 カウンセリングにおける創造過程 159
四 カウンセリング過程におけるクライエントの創造的変化 162
五 カウンセリング過程と創造過程 165
六 創造技法とカウンセリング(心理療法)の技法との関係 174
七 カウンセリングによる創造性開発の条件 176
第二章 研究開発と創造性の研究 181
一 創造性研究の発展 181
二 創造性の基礎論 184
三 創造過程の研究 187
四 創造性開発学と創造工学 192
第三章 創造性の教育 197
一 創造性の育成の重要性 197
二 子どもの創造性の特質 199
三 創造性を育てる方法 201
四 創造性育成の促進条件 206
第四章 セルフコントロールと性教育 208
一 セルフコントロールの意義と特徴 208
二 性教育におけるセルフコントロールの問題点 210
三 セルフコントロールの発達と性教育 215
第五章 創造性の諸問題 221
一 二一世紀の課題と創造性開発の役割 221
二 創造性開発の阻害条件と促進条件 225
三 気功における関心事 228
四 自己の本性(創造性)にまかせるということ 232
五 宗教の立場から見た行の今日的意義 234
六 死と再生の現代における意味 ― 禅心理学の立場から ― 241
あとがき 244
事項索引 III
人名索引 I
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