｜目 次｜ 第 1 章　老人問題論からエイジズムの研究へ 1 1．老人問題への視点　1 2．社会問題としての老人問題論　2 3．老人社会学の老人問題研究　8 4．エイジズムとは何か　13 5．我が国におけるエイジズムの研究と老人研究の視点　18 6．まとめ　27 第 2 章　ラベリング差別論の展開 34 1．はじめに　34 2．逸脱論から差別論へ　35 3．ラベリング差別論の暫定的公準　41 4．ラベル効果論　45 5．ラベリング差別論の展望　52 第 3 章　老人意識の地域比較と老人差別 59 1．はじめに　59 2．調査を通してみた老人線と老後意識　63 3．高齢者の自我像　74 4．高齢者への社会的反作用：老人化のプロセス　82 5．結　　語　85 第 4 章　ラベリングと老人呼称 89 1．はじめに　89 2．呼び名と蔑視語　91 3．老人呼称の好感度と嫌悪度の世代間比較　94 4．嫌われる老人言葉を通してみた差別言語の考察　105 5．まとめ　111 第 5 章　若者の老人差別意識の分析 114 1．はじめに　114 2．棄老意識と棄老類型　117 3．棄老者類型の構成：タテマエとホンネの分析　124 4．老人への差別感情　127 5．結　　語　136 第 6 章　若者の老人差別意識の分析（続） 139 1．はじめに　139 2．若者の老人に対する好意度，敬老と排斥の認知　140 3．老人イメージの質的分析　147 4．差別感情と差別強度の分析　153 5．若者にとって老人ホームとは　161 6．結　　語　166 第 7 章　高齢者の老人意識と自己ラベリング 171 1．はじめに　171 2．ラベリングの諸相　173 3．老人意識形成のメカニズム　177 4．老人意識類型の分析　180 5．自我意織と老人化メカニズム　188 6．結　　語　194 第 8 章　産業都市における高齢者の自己ラベリング 197 1．はじめに　197 2．老人自己成就意識の分析　198 3．老人意識類型の分析　209 4．老人意識類型と自我構造　217 5．結　　語　221 第 9 章　超高齢化社会における自己ラベリング 224 1．はじめに　224 2．老人自己成就意識の分析　225 3．老人意識類型の分析　235 4．老人意識類型と自我構造　243 5．結　　語　247 第 10 章　高齢者の老後観と老人処遇観 250 1．はじめに　250 2．超高齢化社会の高齢者の老後観　251 3．長寿社会像の認知：敬老精神と老人排除の認知　254 4．棄老意識と老人ホームに対する意識の分析　266 5．結　　語　278 終章　老人ラベリング差別論の可能性 282 1．はじめに　282 2．ラベリングの促進要因の分析　282 3．公的ラベリングの分析　284 4．自己ラベリングと脱ラベリング過程の分析　286 5．総　　括　289 あとがき 292 ：ウィンドウを閉じる