1．沿岸海洋学とはどのような学問か 7

2．物質輸送の基礎方程式 10

3．移流の基礎方程式 17

4．潮　　流 23
4-1　共振潮汐・潮流 23
4-2　水路の潮汐・潮流 26
4-3　地球自転の影響 28
4-4　海底摩擦の影響 31
4-5　内部潮汐・潮流 36

5．残　差　流 39

6．潮汐残差流 42

7．密　度　流 52
7-1　海水の密度 52
7-2　熱収支と塩分収支 53
7-3　河川から流入する浮力に起因する密度流 57
7-4　外洋から流入する浮力に起因する密度流 61
7-5　河川と外洋から流入する浮力に起因する密度流 64
7-6　地形性貯熱効果による密度流 66
7-7　鉛直拡散係数の水平分布に起因する密度流 71

8．吹　送　流 77
8-1　海面上の風の応力 77
8-2　エクマン螺旋 78
8-3　ラングミュアー循環 83
8-4　海陸風による日周潮流の増幅 85
8-5　沿岸湧昇 86
8-6　水平循環と鉛直循環 88
8-7　陸　棚　波 92

9．拡散・分散 96
9-1　拡散の概念 96
9-2　分散の概念 98
9-3　分散係数の推定法 99
9-4　水平渦拡散係数の推定法 101
9-5　鉛直渦拡散係数の推定法 107
9-6　二重拡散 109

10．海水交換・滞留時間 112
10-1　海峡近傍の海水交換率 112
10-2　湾内水全体の海水交換率 114
10-3　平均滞留時間 116
10-4　残余関数の推定法 118

11．化学・生物作用 122

12．数値生態系モデル 126
12-1　ハマチ養殖場の物質循環モデル 126
12-2　河口域の懸濁粒子の輸送モデル 130
12-3　貧酸素水塊のモデル 134
12-4　赤潮発生の数値シミュレーションモデル 138

第 2 版のあとがき 147