|目 次|

序文(中西照幸・乙竹 充)

第1章 魚類の免疫機構(中西照幸)
§1.概 説
§2.非特異的防御機構
§3.特異的防御機構
§4.魚類における免疫応答能の発達
§5.免疫応答の調節

第2章 ワクチンの原理と種類(中西照幸)
§1.ワクチンの歴史
§2.ワクチンの原理
§3.ワクチンの種類

第3章 ワクチンの投与方法(乙竹 充)
§1.すべての投与法に共通する使用上の注意とその理由
§2.注射法
§3.浸漬ワクチン
§4.経口法

第4章 市販ワクチン (乙竹 充)
§1.概 論
§2.各 論

第5章 開発中のワクチン (乙竹 充)
§1.ワクチン開発概論
§2.ワクチン開発各論

第6章 海外におけるワクチンの使用および開発(中西照幸)
§1.海外における魚類ワクチン普及の現状
§2.ノルウェーにおけるワクチン使用の動向
§3.海外における魚類ワクチン開発の現状

第7章 新しいワクチンの開発動向(中西照幸・乙竹 充)
§1.サブユニットワクチン(成分ワクチン)
§2.遺伝子組み換え生ワクチン
§3.病原性遺伝子欠損ワクチン
§4.ペプチドワクチン
§5.DNAワクチン
§6.リポソームワクチン
§7.粘膜ワクチン
§8.食物ワクチン

第8章 市販ワクチン開発の経緯
§1.ビブリオ病ワクチン開発の経緯(小松 功)
§2.レンサ球菌症ワクチン開発の経緯(小松 功)
§3.イリドウイルス感染症不活化ワクチン(真鍋貞夫)

第9章 現場における使用状況,現場からの要望
§1.ブリ(高木修作)
§2 ヒラメ(福田 穣)
§3.ニジマス(小川 滋)
§4.現場からの要望(水野芳嗣)

第10章 ワクチンの安全性と有効性の確保(国家検定による品質管理)(野牛一弘)
§1.薬事法に基づくワクチンの品質確保制度
§2.国家検定の手順
§3.国家検定における試験の概要
§4.最後に

第11章 水産用ワクチンの許認可制度および使用体制(山本欣也)
§1.動物用医薬品製造販売業の許可
§2.動物用医薬品の製造販売の承認
§3.水産用ワクチンの使用体制

第12章 水産用ワクチンの販売動向(大島 慧)
§1.概 説
§2.水産用ワクチンの販売高の推移
§3.抗菌剤治療よりワクチンによる予防へ

第13章 魚類ワクチン開発における問題点と課題(中西照幸)
§1.ワクチン評価法の確立
§2.試験魚の確保と供給
§3.多魚種,少生産の問題
§4.ワクチン開発・市販の迅速化
§5.細胞内寄生性細菌への対応
§6.生ワクチンの開発
§7.ワクチン投与法の改良
§8.仔稚魚期における防御能の付与

第14章 ワクチン以外の免疫学的予防法(中西照幸)
§1.受動免疫
§2.母子免疫

資 料

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