|目 次|

(1)フジツボの生物学
1.フジツボ類分類の基礎(山口寿之)
2.日本のイワフジツボ類とその分類(久恒義之・山口寿之)
3.フジツボ類の生態,分布と季節的な変化,特に日本と香港の
  潮間帯を比較して(陳國勤)
4.キタアメリカフジツボ−北米からきて北日本の潮間帯を席巻した
  新しい移入種(加戸隆介)
5.フジツボの生活史と初期生態−どんな生活をして、付着場所まで
  たどり着くのか(加戸隆介)
6.内湾護岸壁におけるフジツボ類の空間競争(森 敬介)
7.フジツボの繁殖生態(岩城俊昭)
8.キプリス幼生の付着機構1−幼生はどのように付着場所を選択す
  るか?(松村清隆)
9.キプリス幼生の付着機構2−幼生セメント分泌のしくみと幼生セ
  メントの構造(岡野桂樹)
10.フジツボ成体の接着(紙野 圭)

(2)有害生物としての側面 
11.発電所とフジツボ(山下桂司・神谷亨子)
12.フジツボに対する付着阻害物質の探索方法および利用検討
  (北野克和・野方靖行)
13.フジツボと新規防汚塗料−付着生物でフジツボを防ぐ
  (川又 睦)
14.フジツボと電気化学(川辺允志)

(3).有用生物としての側面 
15.新食材としてのフジツボ養殖生産の試み(押野明夫)
16.生理活性物質の資源としての利用(村本光二・松原裕樹・小川
  智久・神谷久男)
17.フジツボによるコンクリート構造物の耐久性向上−フジツボが
  コンクリートを守る(濱田秀則)
18.自然教育の教材としての魅力−フジツボと友達になろう
  (林 公義)

(4)資 料

19.フジツボ類の分類および鑑定の手引き(山口寿之・久恒義之)

ウィンドウを閉じる