|目 次|


I.寒海性種の漁業と資源生態
1.能登半島周辺のホッコクアカエビ (貞方 勉) 9
§1.漁業の歴史(9) 
§2.生活史(11) 
§3.日本 海産ホッコクアカエビの特異性(16) 
§4.資源管理方策の検討と今後の課題(18)


2.北海道野付湾のホッカイエビ (水島敏博・高谷義幸) 21

§1.北海道における漁業の概要(21) 
§2.野付湾にお けるホッカイエビ漁業の役割(21) 
§3.生態の特徴(23) 
§4.資源管理(25) 
§5.資源変動が生活史に及ぼす影 響(26)

3.北海道周辺のケガニ (佐々木 潤) 31
§1.漁業と漁業規制(31) 
§2.生態学的特性(35) 
§3.今後の資源管理方策への提案(43)

4.日本海沖合域のベニズワイ (養松郁子) 45
§1.漁業の変遷と漁獲量の経年変化(45) 
§2.漁業 の現状と問題点(46) 
§3.分布と成熟サイズ(47) 
§4.成熟と産卵(48) 
§5.今後の資源管理に向けて(51)

II.暖海性種の漁業と資源生態
5. 鹿児島湾のナミクダヒゲエビ (大富 潤) 54

§1.鹿児島湾の小型底曳網漁業(54) 
§2.成熟解析(55) 
§3.交尾のタイミング(60) 
§4.成長解析(63) 
§5.今後の課題と展望(65)

6.土佐湾の小型クルマエビ類 (阪地英男) 68
§1.クルマエビ科を対象とした漁業と漁獲物(68) 
§2.クルマエビ科種組成の特徴(70) 
§3.大陸棚上部 における水深別種組成(73) 
§4.アカエビの生活史(75) 
§5.資源状態(78)

7. 大阪湾のガザミ (有山啓之) 82
§1.ガザミの生態(82) 
§2.石桁網における CPUE の経月変化(83) 
§3.好漁年における分布(84) 
§4.加入量に影響を与える要因(85) 
§5.湾奥部沿 岸域における稚ガニの棲息状況(91) 
§6.漁獲量変動 に関する論議(92)

III.資源の把握と流通
8. 資源の構造と分布 (渡邊精一) 94

§1.資源の分布(94)
§2.幼生期の分散と卵の特性 (96) 
§3.資源の構造(97) 
§4.外国からの侵入 種(99) 
§5.主な短尾類の分布と資源構造(100)

9. 資源評価と管理のあり方 (田中栄次) 109
§1.体長組成の解析(109)
§2.成長式の推定(112) 
§3.資源評価の方法(113)
§4.資源管理手段の策定(114)

10. 漁獲後の品質管理 (戸ヶ崎惠一) 118
§1.黒変の原因(119)
§2.黒変の防止技術とその問 題点(121)
§3.エビ・カニ類の黒変防止技術・品質保 持技術の安全性(124)

11. 地域特産エビ・カニ類のマーケティング (佐久間美明) 127
§1.水産物産地市場の変容と地域特産資源(127)
§2. 資源管理(130)
§3.販売対応(131)
§4.地域特 産資源の有効利用の課題(133)

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