|目 次|

I. 理論的な解析手法
1. 貝類に対する桁網とかご網の理論的選択性曲線(平石智徳) 9
§1.ウバガイ桁網のつめによる漁獲選択性曲線(9)
§2.ヒメエゾボラかごの底網の網目選択性曲線(14)
§3.残された課題(17)


2. 魚類に対する刺網の理論的選択性曲線(松岡達郎) 20
§1.刺網の漁獲機構と選択性(20) 
§2.KM 法による選択性曲線の評価(22) 
§3.他の方法との比較(23)
§4.KM 法に関わる要因と選択性計算法の発展(25)
§5.漁獲過程と選択性(28)


II. 操業実験の解析手法
3. 漁具の分離部位によるS 字型サイズ選択性曲線の決定
  (大本茂之・東海 正) 30

§1.変マスターカーブ法の考え方(31)
2.マスターカーブ法に用いる分離装置と魚体の測定部位(32) 
§3.マスターカーブの推定法(36) 
§4.マスターカーブの適合性(37)

4. 石田の方法と北原の方法による釣鐘型選択性曲線の決定
  (東海 正) 40

§1.石田の方法(40)
§2.北原の方法(44) 
§3.北原の方法への関数形の導入とパラメータ推定(46)
§4.適用上の条件(49)


5. 比較操業実験法と SELECT モデル (西内修一) 51

§1.比較操業実験データの従来の解析手法(51) 
§2.SELECT モデルによる比較操業実験データの解析手法(52)§3.SELECT モデルの拡張(57)
§4.SELECT モデル適用上の留意点(60)


6. 曳網における分離装置の機能とその評価(松下吉樹) 62
§1.分離装置の機能(62) 
§2.分離機能の評価(65)


7. 選択性曲線の統計的推定(北門利英) 71
§1.選択性曲線の推定に対する統計モデルと最尤推定(71)
§2.サンプリングへの対応(74)
§3.推定された選択性曲線の検証(75)
§4.操業間の変動とその要因解析(76)


III. 資源への影響評価
8. 資源管理への応用 (田中栄次) 81
§1.資源学的効果の基礎理論(81)
§2.資源学的効果の評価(84)


9. 管理方策としての選択漁獲 (村山達朗) 90
§1.小底 1 種と 2 種の漁業の概要(90)
§2.小底 2 種の歴史と網目の拡大(92)
§3.小底 1 種の場合(95)
§4.問題点と今後の取り組み(96)


10. 選択漁獲が生活史特性に及ぼす影響(北原 武) 100
§1.目的関数と生活史モデル(101)
§2.漁獲圧下における余剰エネルギーの変化(102)
§3.再生産,成長および死亡の間の理論的関係(103)
§4.漁獲が生活史特性に及ぼす影響(105)

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