|目 次|

I.内分泌攪乱物質の定量法とスクリーニング法
1.天然女性ホルモンの定量法 (福島 実) 9
§1.全国規模の調査結果から(9)
§2.女性ホルモンの基本骨格(11)
§3.遊離型および抱合体の同時定量の試み(14)
§4.測定結果と課題(17)


2.In vitro のスクリーニング法 (川合真一郎) 19
§1.In vitro のアッセイ法(20)
§2.下水処理水中のエストロゲン様物質(24)
§3.河川水や海水中のエストロゲン様物質(26) 
§4.今後の課題(28)


II.野生生物の内分泌攪乱現象の現状と原因物質
3. 淡 水 魚 (伊藤文成) 31
§1.変野生淡水魚類における内分泌攪乱現象の現状(31)
§2.疑われる原因物質(34)
§3.マーカーを用いた影響調査(35)

 
4. 海 産 魚 (橋本伸哉) 43
§1.マコガレイを対象とした調査(44)
§2.雌雄マコガレイ血清中の VTG とステロイドホルモン(45)
§3.血清中の VTG とその他の因子との関係(48)
§4.生殖腺の組織観察(48)
§5.環境試料中の雌性ホルモン様活性の測定(49)

5.貝  類 (堀口敏宏) 54
§1.無脊椎動物における内分泌攪乱(54)
§2.腹足類におけるインポセックス(55)
§3.インポセックスと類似の現象(66)
§4.有機スズ汚染とインポセックスの今後の推移(70)


6. 海産哺乳動物 (田辺信介) 73
§1.地球規模で拡大した汚染(74)
§2.特異な生体機能(78)
§3.異常な蓄積(80)
§4.毒性影響(81)
§5.汚染と影響の将来(84)


III.水生生物の内分泌系に及ぼす影響の実験的検証

7. 淡 水 魚 (大嶋雄治・本城凡夫) 87
§1.魚類の繁殖・孵化に及ぼす TBT と PCBs 複合汚染の影響
  (88) 
§2.TBT の次世代への影響(90)
§3.性行動に及ぼす影響(94)
§4.水生生物への影響と未来(95)


8. 海 産 魚 (小山次朗・角埜 彰) 97
§1.海産魚による試験例(98)
§2.試験魚(99)
§3.曝露実験(100)
§4.問題点(107)


9. 甲 殻 類 (奥村卓二) 109

§1.甲殻類の内分泌調節機構(109)
§2.甲殻類における内分泌攪乱現象と実験的検証(114)
§3.問題点と展望(116)


10.動物プランクトン (萩原篤志) 120
§1.ワムシの生活環(122)
§2.各種ホルモンがワムシの生殖に与える影響と作用機構(124)§3.各種化学物質がワムシの生殖に与える影響(125)
§4.今後の展望(128)

ウィンドウを閉じる