|目 次|
I. 養殖排水の現状と環境への負荷
1. 養魚排水の量・濃度と環境への負荷(丸山俊朗) 9
§1.内水面養殖(10)
§2.海面養殖(16)
§3.わが国の魚類養殖からの負荷の推定(20)
§4.配合飼料の改良(21)
§5.規制の動向(22)
§6.おわりに(23)

2. 養魚排水の環境影響低減への施策 (中里 靖) 25
§1.養殖業の位置づけと役割(25)
§2.養殖漁場の悪化(26)
§3.海面養殖業における環境影響低減に資する調査事業など
   (27)
§4.持続的養殖生産確保法案の制定(28)
§5.漁場改善計画(30)
§6.おわりに(31)

3. 負荷低減研究における国際情勢 (守村慎次) 32
§1.変水処理循環技術の標準化(33)
§2.省エネへの旅のはじまり(36) 
§3.未来の夢へ(38)

II. 環境負荷低減への技術
4. 水処理技術を応用した養魚排水の処理(工藤飛雄馬) 41
§1.整備に至る背景(41)
§2.施設の設計と概要(43)
§3.利用上の問題点(49)

5. 堆積物回収による負荷軽減 (熊川真二) 51
§1.マス類養殖の現状と汚濁負荷の実態(51)
§2.飼育環境中の汚濁負荷物質の動態(54)
§3.飼料の選択による汚濁負荷軽減(57)
§4.飼育環境からの固形物回収(61)

6. 循環型養殖システムによる負荷低減(菊池弘太郎) 64
§1.循環型養魚の歴史と現状(64)
§2.循環型養魚のための水質管理技術(65)
§3.今後の課題(73)

7. 生物特性からみた循環型養殖と感染症の防除(杉田治男) 77
§1.生物的特性からみた循環型養殖(77)
§2.感染症の防除(79)
§3.おわりに(84)

III. 循環型養殖の展開
8. 生物ろ過法を用いたヒラメの高密度養殖設計(岩田仲弘・菊池弘太郎) 87
§1.循環型ヒラメ養殖施設の設計(87)
§2.循環型によるヒラメ生産例(91)
§3.費用試算(95)

9. 泡沫分離・硝化脱窒システムによるウナギの閉鎖循環式
  高密度飼育(鈴木 祥広・丸山俊朗) 98

§1.変システム,材料,および方法(99)
§2.脱窒プロセスなしの閉鎖システムにおける水質と物質収支
  (飼育実験-1)(103)
§3.脱窒プロセスの条件設定(108)
§4.脱窒プロセスを組み込んだ閉鎖脱窒システムの水質と窒素削減  量(飼育実験-2)(109)
§5.まとめ(114)

10. ニジマス中間育成への循環システムの応用(細江 昭) 116
§1.循環型養殖の状況(116)
§2.施設の概要(117)
§3.循環水槽の水質(122)
§4.飼育上の注意点(123)
§5.おわりに(124)

11. 高密度養殖プラントを用いたニジマス養殖(寺尾俊郎) 125
§1.メッツ式高密度循環式飼育装置の施設と機能(125)
§2.本装置の管理基準(128)
§3.飼育養成法(130)
§4.高密度循環式飼育装置運転によるニジマス 1,2 年魚養成結果  (131) 
§5.高密度循環式養殖装置の評価(138)
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