|目 次|

I. 磯焼けの現況
1. 磯焼け研究の現状 (富士 昭) 9
§1.日本における現状(9) 
§2.国外における海中林研究の現状(10) 
§3.磯焼け域における生物相(13) 
§4.磯焼けと海中林の交替モデル(14) 
§5.今後の課題(20)

2. 磯焼け対策の課題 (谷口和也・長谷川雅俊) 25

§1.磯焼けの認識と原因(26) 
§2.磯焼けの発生(28) 
§3.磯焼けの持続(30) 
§4.海中林の形成(32)
§5.海中林の維持(34) 
§6.サイクリック遷移(35)
§7.今後の課題(37)

II. 磯焼けの機構
3. 海中林の維持機構 (前川行幸) 38
§1.変群落の更新過程(38) 
§2.生産構造と群落内光環境(42) 
§3.群落更新の撹乱(44) 
§4.まとめ(49)

4. 海況条件とコンブの豊凶変動 (西田芳則) 50

§1.道南太平洋に出現する水塊の水温,栄養塩量(50) 
§2.津軽海峡東部海域の流れと水位差の変動(52) 
§3.津軽海峡西部海域の海況(53) 
§4.海況変動と天然コンブ生産量(56) 
§5.今後の課題(60)

5. 海藻群落帯状構造と無脊椎動物の分布
  (大森迪夫・谷口和也・白石一成・關 哲夫) 62

§1.生物群集の帯状構造(62)
§2.宮城県牡鹿半島泊浜沿岸における分布構造(63) 
§3.おわりに(70)

6. アラメ海中林とキタムラサキウニの生活史
(佐野 稔・大森迪夫・谷口和也・關 哲夫)

§1.キタムラサキウニの生育にともなう分布域の変化(73) 
§2.キタムラサキウニの成長,再生産,食性(78) 
§3.まとめ(82)

III. 藻場修復の展望
7. 北海道日本海沿岸における藻場修復(吾妻行雄) 84
§1.キタムラサキウニ個体群と海藻群落の食物関係(84) 
§2.ウニ除去による藻場修復(88) 
§3.漁業生産の向上(94) 
§4.今後の展望(96)

8. 東北地方太平洋沿岸における藻場修復(關 哲夫) 98
§1.宮城県松島湾船入島におけるアラメ海中林の造成実験(99)
§2.歌津全町漁業協同組合青年部によるアラメ海中林造成試験
  (105) 
§3.海藻群落再生への展望と今後の課題(108)

9. 九州沿岸における藻場修復 (四井敏雄) 111
§1.磯焼けの現状(111)
§2.藻場修復実験の失敗例と成功例(113) 
§3.藻場修復の技術的課題(118)

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